福井県獣医師会では昭和63年から福井県自然保護センターの委託を受けて、傷病鳥獣救護事業を行っています。この事業では病気や怪我をした野生の鳥や動物を治療し、自然に帰しています。平成9年に起きたナホトカ号重油流出事故では水鳥の救護を行いました。
　令和4年度（令和4年4月～令和5年3月）の野生鳥獣救護件数は11件(個体数11)で、うち鳥類は10羽、獣類は1頭でした。その内、放鳥・放獣されたものは5羽・1頭、死亡したものは5羽、自然保護センターへ移管されたものはありませんでした。
　傷ついた野生の鳥や動物を見かけたら、福井県自然環境課（℡0776-20-0306）または自然保護センター（℡0779-67-1655）まで連絡してください。下記の病院では、県から持ち込まれた野生動物の治療をしています。